化学物質過敏症(CS)ってなに?
化学物質過敏症をご存知ですか?
化学物質過敏症とは、人工的な強い香りや化学物質によって、
頭痛・吐き気・めまい・脱力感・呼吸が苦しい・喘息発作・腹痛・動悸・目のかすみ
などの症状が現れてしまいます。
わずかに化学物質に接しただけで様々な体調不良をきたしてしまう病気です。
ポスターに書かれているその原因となる物を見て下さい。
洗剤、柔軟剤、シャンプー、リンス、ヘアスプレー、制汗剤、芳香剤・消臭剤、香水・フレグランス・・・。
毎日使う化粧品だったり、日用品だったりします。
この症状が現れた人も、昨日までは・・この前までは・・去年までは・・大丈夫だった人なんです。
今、大丈夫だから一生大丈夫という事ではありません。いつ・何時発症するかわからないんです。
自分は大丈夫でも、隣にいる大切な家族・子供が具合悪くなっている事もあります。ちょっとした鼻水なども、
もしかしたらこういった物が原因だったりする可能性があります。
保育士時代、持ち物の匂いでどの子の持ち物かがわかるという事が頻繁にありました。
誰に何を教えられた訳でなくても、名無しの物があると最初に匂いを嗅いで確認する保育士達。
家庭によって柔軟剤の匂いが違うので、匂いの違いで持ち主を見つけられる事が多くありました。
1クラス20人近くいましたが、嗅ぎ分けられるって凄くないですか?保育士が凄いのではなく、
覚えようとしなくても匂いで覚えてしまう程、記憶に残る”強烈な香り”という意味です。
逆に20種類の匂いを覚えろ!と言われても難しい気がしますが、
何故か自然と覚えてしまう各個人の匂い。=(柔軟剤や洗剤の匂い)
香りは呼吸と一緒に鼻から脳にダイレクトに伝わっていきます。
では、何故売っているのか?売れるから売っているんです。企業は売れなければ売りません。
毎日毎日使う物だからこそ、自分の綺麗や健康の為、家族の為、自分で製品を選ぶ目を持ち、
しっかりと選んで使用する事を大切にする事は何よりも大事だと思います。
コメント